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今夜、すベてのバーで (講談社文庫)
今夜、すベてのバーで (講談社文庫) (JUGEMレビュー »)
中島 らも
アルコール中毒と診断された小島容の入院から退院までの話。
小島容の刹那的な思想と現実への冷ややかな視線を通し、身の回りの出来事を観察する。限りなくノンフィクションに近いフィクションであり、これ以後の彼の作品、エッセイのコアとなる作品である。書評ではない。お薦めだ!
とにかく、一読されたい。
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That's the way it goes.
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
リリー・フランキー

先輩に薦められて、僕は本当に久しぶりにハードカバーの本を買った。

正直僕は、こういうのは苦手だ。

僕はきっと感情移入しやすい人間なんだと思う。僕がこぞって、所謂古い文学者の作品を読むのは、実はこのような作品のソフトなタッチによって自分の感情が起伏してしまうのが、恐いからなのかもしれない。
ラッシュの電車の、騒々しい静寂が僕を物語に引きつける。混み合う人の群れの中で、孤独な僕は完全に文章に魅せられ、埋没していく。
「ボク」のオカンが僕の「オカン」になるのは、必然だった。人目を気にする車内で、僕は感情がこみ上げてくるのを何度も抑えていた。「ボク」と僕は密接にリンクしていった。
作品も終盤に差し掛かってきたので、寝床に就いて続きを読んでいると、僕の意識は照準を絞り込んでいった。時間が経つのをとおに忘れていて、気がつくと涙が溢れている。

五月にある人は言った。
「ポォズをとりすぎる人間ほど、その奥底は儚く脆い」

寒くなりかけている11月初め、僕は、とても素晴らしい作品に会うことができた。
| 雑組 | 01:23 | comments(0) | trackbacks(1) |
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やられた
リリーさん、勘弁してくださいよー。
| 文字列の風景 | 2005/11/02 7:34 AM |